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レーシック・オルソケラトロジーと目の成人病
   
 
 
 
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レーシックとは?

我が日本では、人口のおよそ3分の1が近視、乱視、いわゆる『眼が悪い』という方です。この近視もしくは乱視の方のほとんどがメガネやコンタクトレンズを利用しており、これらは安直で簡便な矯正法ではありますが、裸眼で普通に見えないことによるデメリットに直面し、つらい思いをなさる方も少なからずおられ、多様化する生活パターンに対して、常に適合していないこともまた事実です。近年、こういったニーズ応えて、安全な矯正方法としてエキシマレーザーによる手術が開発されました。(日本では2000年1月に厚生省が自由診療として認可、眼科先進国であるアメリカでは1995年からFDAが認可しております。)エキシマレーザーによる屈折矯正手術(近視乱視矯正手術)は約20分という短時間で終了します。しかし、あくまでも手術ですし、本来矯正ではあっても正常な視力が出る眼を対象とする手術です。
屈折矯正手術を受けられる場合は、あなた自身が、充分に手術と眼について理解をしておくことが重要です。手術の具体的方法や、術後の回復の予測、合併症、副作用等の可能性について、眼科専門医、および専門知識を備えたカウンセラー、コンサルタントより正しい情報を提供させていただきます。
屈折矯正手術といえば、ベーシックに行われているのはレーシックです。レーシックの最大のメリットは痛みが少ない・術後短時間で良好な視力が得られるなどです。
ですから、手術を希望される方が全員レーシックを受けられるといいのですが、LASIKをするにはある程度の角膜の厚さが必要です。角膜の厚さには個人差がありますので、厚さが充分にない場合にはPRKを選択することになります。(目標をやや低矯正にしてLASIKを行うこともあります。)

目の構造

正常
正常
屈折異常が無い状態
外から入ってきた光は、網膜上にピントが合っているため物がはっきりと見える。
近視
近視
近視では、光が網膜よりも前に結んでしまうので、遠くのものはぼやけて見えてしまいます。
術後
術後
角膜の表面をレーザーで削り、屈折率を変えて、焦点を網膜上に結ばせます。

近視眼に比較的多く見られる問題点

網膜が近視でない人に較べて薄くなってしまっていることが少なからずあり(正視眼に較べて、眼軸長(眼の奥行き)が、長くなってしまっていることが原因ですが、網膜剥離の原因となる裂孔や、将来裂孔に至る可能性のある格子状変性などの率が高くなります。
これらは、熟練した専門医による精密眼底検査で発見可能ですが、そういった問題を抱えている方は、健康保険による治療給付の対象になりますし、網膜剥離などおこしてしまえば、取り返しがつかないことになりかねず、発見されたら速やかに屈折矯正手術施行前に加療すべきです。したがって、そういうことにもすぐに対処できる施設であることも大事なポイントです。強度近視ですと、視野異常、緑内障等の問題を発生している率もけっして低くなく、これらに最新レベルで対応可能かどうかも重要なポイントとなるでしょう。

エキシマレーザーとは?

エキシマレーザーは波長の短い紫外線レーザーです。エキシマレーザーは起ガスとハロゲンの混合ガスを用いて発生させます。近視矯正手術に使うのは、波長193nmのエキシマレーザーで、アルゴンとフッ素の組み合わせでできています。
エキシマレーザーとは?

組織を蒸散させるエネルギー

エキシマレーザーは熱を発生せずに高いエネルギーで物質を蒸散させることができます。屈折矯正手術では、エキシマレーザーのこのような特徴を利用してコラーゼン繊維からできた角膜の表層部を、メスを使わずに切除します。
組織を蒸散させるエネルギー

エキシマレーザーによる屈折矯正手術後の見え方について問題点

夜間のグレアー、ハローといわれる光のにじみ、具体的にいうと、ハードコンタクトレンズのフィーリングに似ています。これらを改善するため、それに加えて、周辺側での収差改善のために、非球面照射、ウェーブフロント照射といった新しいテクニックが用いられるようになってきました。
エキシマレーザーによる屈折矯正手術後の見え方について問題点

手術前の注意点

手術を受けるための基準

LASIKの手術を受けるには、次のような基準を満たしている必要があります。
・20歳以上であること
・目の病気がないこと
・手術に適さない疾患がないこと
・乱視が強すぎないこと
・角膜が薄すぎないこと
・妊娠・授乳中でないこと

コンタクトレンズの使用中止

コンタクトレンズを使用している場合、角膜表面の歪みが検査結果に誤差を生じさせることがあるため、手術前に使用を中止していただきます。
2週間前後が目安となりますが、具体的な期限は各施設におたずねください。

手術に適さないケース

疾患などの理由により、手術を受けられない場合があります。次の項目に該当する場合、手術前に必ず申し出てください。
・20未満の方
・目の病気がある方
・全身的な病気がある方
・妊婦もしくは妊娠していると思われる方
・向精神薬を服用している方
・職業的にLASIKを受けることが許されていない方(軍事パイロットなど)

LASIKに適さない疾患の例

糖尿病/乾性角結膜炎・涙液減少症/膠原病・リウマチ/角膜知覚低下/ステロイド使用中/円錐角膜/梅毒性角膜実質炎

手術までの手順

 初診
眼科一般検査と診察(大まかな視力検査・眼科基礎疾患の有無を調べる)
→問題なし:術前検査へ ただしHCL装用者は4W後、SCL装用者は2〜3W後
→疾患あり:まずは疾患の治療を
自由診療
 術前検査
心理テスト、精密屈折視力検査等、手術の可否・術式・定量決定のための検査
 カウンセリング
検査結果の報告、手術についての詳しい説明(術式・副作用・術当日・術後の過ごし方など)
 契約
手術希望であれば入金していただき、契約を。契約書を持参し、お支払い確認後、手術予約をとる
※術前2日前より感染予防の点眼開始
 手術
 術後定期検査
翌日、3日後、1週間後、1ヵ月後、2ヵ月後、3ヵ月後
 4ヶ月以降定期検査
4ヶ月以降の受診は医師の指示に従ってください

手術方法

1:麻酔とマーキング

点眼液で麻酔をし、両まぶたを開いて固定します。角膜の表面にマーキングし、切開したフラップ(蓋)の部分を正しい位置に戻せるようにしておきます。
1:麻酔とマーキング

2:フラップをつくる

マイクロケラトームという小さなカンナのような精密機器で、角膜の表面(上皮と実質の一部)に片側から切れ目を入れ、フラップ(蓋)をつくり、フラップを起こします。
2:フラップをつくる

3:レーザー照射

露出した角膜実質にエキシマレーザーを当てて組織を削り、屈折率を変えます。削るといっても、エキシマレーザーは組織を分子単位で蒸散させていくもので、痛みはほとんどありません。
3:レーザー照射

4:フラップを戻す

マーキングした位置にフラップを正しく戻します。以上、両目で30分前後の手術です。
4:フラップを戻す

メリット・デメリット

メリット

裸眼でよく見える
第一のメリットは、なんといってもメガネやコンタクトレンズなど補助具を装着しなくてもよく見えること。とくに分厚いメガネや度の強いコンタクトレンズを装着しなければならない人や、ドライアイでコンタクトレンズを使えない人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
痛みが少ない
LASIKの手術に使うエキシマレーザーは、角膜の組織を分子単位で蒸発させて削るもので、痛みはほとんどありません。また、角膜に上皮をフラップとして蓋のように開け、手術後は元へ戻すため、上皮にはほとんど傷がつかず術後の痛みが少ないことが大きな特徴です。
視力の回復が早い。
手術後、角膜に上皮を元に戻すため、回復が早いこともLASIKの大きな特徴です。人によって差はありますが、多くの場合、翌日には視力が回復します。およそ1ヵ月で、水泳などのスポーツもできるようになります。
手術時間が短縮
LASIKの手術は、手術前の準備なども含めて両目で30分程度で終わります。入院の必要もなく、手術後はすぐ帰宅できます。

デメリット

不成功の可能性は1000分の3。
メガネやコンタクトレンズの場合は補助具による矯正視力が1.0となることを目指すわけですが、LASIKの場合は補助具を使わず、裸眼で1.0となることを目的としています。補助具を使っていた人が使わなくても、すむようになるわけですが、ごくまれに、手術後の矯正視力が1.0に達しない場合、つまり手術前よりも矯正視力が落ちてしまうケースが発生します。確率でいうと1000分の3。
手術を受けた人の0.3%が、手術前より最高視力が落ちたと報告されています。99.7%の確率で成功するわけですから決して高い失敗率ではありませんが、そういうケースもありえうるということは手術前に理解しておいてください。
原因として考えられるのは、上皮で蓋をしたあと、レーザーで削った傷口が治っていく間に、別のコラーゲンが合成されて薄い膜を形成すること。そのほかにも、傷口にばい菌が入るなどさまざまな理由があります。患者の体質などの条件に関係している場合もありますので、やはり信頼できる眼科専門医とよく相談されてから手術を受けることが非常に大切です。

レーシック 料金表 (税込み)

術前検査料金(カウンセリング込み)  \21,000
屈折矯正手術レーザー照射料金 両眼:¥199,950 片眼:¥120,750
※術後1ヶ月間の検査・診察料込み
各種クレジットでのお支払いもできますが、その場合事前にお知らせください。
手術当日にお支払いいただくもの 約5万円程度
(ブレード代、術中・術後のお薬代、そのほか消耗品代など)
※術式により金額が異なります
術後2ヶ月以降 3ヶ月まで  
※検査・診察・お薬代は自己負担となります
術後4ヶ月以降  
※検査・診察・お薬代は保険診療となります

※料金については予告なく変更になる場合がございます。
  あらかじめご了承頂きますようお願い申し上げます。

 
 
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